【内緒で買える】 御伽話は闇の中 【1846apc10549】
古くからある、人と人を結ぶ御神木信仰。その御神木は女学校の校内にあり、その木の下では神事が行われ、人々は様々な想いをその木に託して逢瀬を重ね、また別れを繰り返してきた。しかし、神木は大戦中の空襲によって無残に焼け落ち、戦争の悲惨さを伝える遺物として、祠が祀られ、そのまま奉られることになった。その柘榴の木に一人の少女の思いを閉じ込めたまま……。そして長い時が過ぎ、悪意にさらされ苦悩する一人の少女の悲嘆が彼女を呼び覚まし、悪意の連鎖を招く。少女が出会った‘彼女’の名は月夜。切れ長の赤い瞳と、艶やかな黒髪を持つ美しい‘彼女’は、優しく、囁きかけるように少女に問う。「それで…あなたは何を望むの」と。そしてそれが、世にもおぞましい、それでいて甘く切ない耽美な宴の幕開けだった。「コンビニ受取」対象商品です。詳しくはこちらをご覧ください。