【内緒で買える】 ギャングスタ・リパブリカ 【1609apc10310】
特典・セット商品情報 【初回特典】◆ミヤスリサ ラフ画集◆ミヤスリサ 描き下ろしリバーシブル下敷き【予約特典】◆夜用HなおやすみドラマCD※特典の付与は抽選となり、無くなり次第終了となります。 特典付き商品・セット商品について 「心の中のガラクタを捨てられない者は、あの店を訪れるといい。いつか、仲間にめぐり逢える」そんな、マイナーな噂話があった。誰も気に留めないような、あやふやで不確かな話。けれど、周りとは少しだけ違う内面をもった彼らはその噂話に乗り、そして仲間を見つけた。盛夏――「……何か悪いことねーかな」ガランゴロンと騒々しくなる鐘が鳴るなか、今日も「篤志部」の部屋で、時守叶(ときもり・かなえ)がつぶやく。聖天義(せいてんぎ)学園本校舎。時を告げる鐘の真下、騒音のため学内の誰もが嫌うその場所に、篤志部の部室はある。しかし学内に、その部を正式な名で呼ぶ者はいない。生徒たちはおろか、教師ですら。かわりに彼らは、関りあいになりたくないという苦笑とともに、こう呼ぶのだ。「ギャング部」誰が言いはじめたのかは、不明ということになっている。活動内容を怪しんだ生徒会だともいわれているが、じつのところ一番有力なのは、当の部員たちの自称という説である。そしてその説は、完全に正しい。なぜなら副部長である叶こそが、名づけ親なのだから。篤志部――ギャング部の部室には、ご丁寧に額縁に入れられて、こんな言葉が掲げられている。――邪悪であれ。「悪が世界を変える」と信じている叶えの発案によるスローガンであり、ギャング部のただ1つの行動原理である。あるときは、子供たちの遊び相手になると称して、若い貴重な時間を奪い――またあるときは、おばあちゃんの引っ越しを手伝うと将して、お礼にお菓子をせしめる。これが、彼らの「悪」。学園内で。商店街で。駅前で。街中で。ギャング部の面々は、悪をなす。なぜなら、悪であることは、仲間であることの証だから。心の中のガラクタを捨てられない彼らは、悪の名の下にめぐり逢った仲間なのだから。だから今日も、叶はつぶやくのだ。「……さて、悪い事、探しに行くか」仲間とともに、悪党どもの共和国(ギャングスタ・リパブリカ)での時間をすごすために。「コンビニ受取」対象商品です。詳しくはこちらをご覧ください。
2025.06.11
デモ・体験版ありラブコメ学園もの