SORAHANE

姉・妹

【内緒で買える】 はるかかなた 【1665apc10683】

特典・セット商品情報 【初回特典】◆はるかかなたサウンドトラック(2枚組)→DISC1:はるかのおと -BGMトラック- DISC2:かなたのおと -VOCALトラック-【予約特典】◆立ち絵が恥ずかしくなるパッチ「人類の夢~Dream of Human~ Legend Edition」※特典の付与は抽選となり、無くなり次第終了となります。 特典付き商品・セット商品について 突然出会った妹と―――キスをした。「もしかしてこれ……きす?」その少女は、そう言いながら未来リストと名付けられた手帳に「○」をつけた。そこには「キス」「家族に会う」「ネギトロお腹いっぱい」と書かれていた。「いまの……きすじゃない?」誤解なく言えば、あれはキスではなく人工呼吸。展望台で倒れていた彼女を助けるためのとっさの行動―――の、はずだったのに。「お兄ちゃん、お帰り―――って、どしたの?疲れてるように見えるけど……」俺と妹の’結衣’は、小さな頃から二人で過ごしていた。里親であるシスターの’朝陽’さんは、結衣のために今日は赤飯を用意していた。恥ずかしがる結衣を尻目に、俺は結衣の成長を感じることができて、少し嬉しかった。あの少女が気がかりで展望台に戻ったら、そこには違う女の子がいた。一生懸命に、一人で凧揚げをしながら。全然飛ばないその凧揚げを手伝うと、女の子は無邪気に喜んだ。「あたしは’心音’っていいます。今日からあなたのことを、敬意を込めて、……先輩って呼んでいいですか?」「あっ、かなたちゃん……ありがとっ!」街中で偶然会った幼馴染の’雫’の荷物を受け取って、少しだけ足を速めた。今日も喫茶シトランテから貰った食材と、内職で仕上げた荷物を両手にいっぱいに抱えて。小走りで肩を並べた雫の位置は、前でも後ろでもなくいつもどおり隣に半歩……それが俺達の距離だった。「……また会った」家に戻ると、そこには朝展望台で出会った少女が立っていた。少女の名前は’はるか’。はるかは、俺(かなた)と同じ目、同じ髪、同じ雰囲気、そして俺が父親からもらった形見と同じ「青い羽」を持つ少女。それもそのはず……はるかとかなたは、双子の兄弟なんだから。それが、はるかとかなたの……ちょっぴり不思議で、ちょっぴり切ない、恋物語のはじまりだった。わたしのために泣いてくれて―――ありがとう。「コンビニ受取」対象商品です。詳しくはこちらをご覧ください。